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About FDY 木と対話し、木から学び、木を大切にしています

木と対話し、木から学び、木を大切にしています

現在木製家具は、加工NCルータなど、高速回転で高精度の刃物が使用されることによって近代的で格好が良く、機能・アイデアに富んだデザインでの生産が可能になりました。それはぬくもりのある本物の木の家具に間違いないのですが、一方で、職人などの人間の手から離れたところで大量に加工されることで、プラスチックや金属など無機質なものと同じようなものになりかねません。高速回転で節や逆目までもなんなく削ってしまうような刃物では、本当の木の良さを表現することはできません。鋸を使い、鑿を使って、鉋で削ってはじめて木を知ることになるのです。
FDY工房では手に感触の伝わるハンドソーや電動工具以外の機械は使用していません。木を高速回転の刃物で強引に削っていくようなやり方はけっしていたしません。ウィンザーチェアのシートは手斧(もった)を使って丁寧に削っています。木の硬さや柔らかさだけでなく、返ってくる叫びのようなものを感じ取ることができるのです。手道具をとおして伝わる感触によって木と対話をし、木から学ぶことができるのです。人にやさしい家具が出来上がるのはそのためなのです。


家庭になじむ家具

家庭になじむ家具

昔、家具はその家庭の品格を現すといわれていました。現在では、家具は個性を表す道具でもあります。しかし、家具が家庭の中で目立ち過ぎてもいけません。 大切に長く使うためには家庭になじむことが求められます。新しく格好が良い家具が必ずしも良いとは限りません。FDY工房の家具はトレンドではありません。けっして目立つこともありませんが、使っているうちに存在感を増し家庭になじむ家具なのです。家具は使うだけではありません。使わないときは部屋のオブジェとしての役割があります。オランダの現代家具のパイオニアでもあるリート・フェルトは家具はインテリアにおける彫刻の役割を持つと言っています。
FDY工房の家具は「日本の風土と環境にあった家具とはどうあるべきなのか」の問いに答えるために誕生した家具です。長い時間をかけて道具を使い技術を深め、木と対話をする中で育まれた確かな目と感触で厳選された家具です。FDY工房の家具にウィンザーチェアが含まれているのはイングリッシュ・ウィンザーチェアがその土地、その国の風土の中で職人達の経験を通して長い時間をかけて誕生してきた見本のような家具だからです。FDY工房の家具はそれぞれの部屋に調和して、安心と落ち着きをもたらすことでしょう。


長く保つために

長く保つために

FDY工房の家具は丁寧な手仕事(ハンドクラフト)によって作られています。そして長く保つためにしっかりとした塗装の経験と技術の上にウレタン塗装が施されています。塗装は家具を長く使うために、傷や外気から木を保護するために施すものです。ウレタン塗装は化学塗料ですが、日本の漆を手本に、その漆に近い塗料として長い時間をかけて開発されてきたものです。安心して御使用下さい。



Profile

奥津 光広

FDY工房代表  奥津 光広
1968年 神奈川県横浜市生まれ
1990年~2009年 電気機器メーカーにてオフィス用電話機~携帯電話機の筐体設計業務に従事。
2009年~ 義父である九州産業大学名誉教授・山永耕平に家具制作及び木工技術を学ぶ。
その後FDY工房を設立し代表となり、FDY家具デザイン研究所の実験工房にて家具の制作・販売を始める。


History FDY工房の歩み

2011年 4月 福岡市赤煉瓦文化館にて「FDY家具展~ジャパニーズニュースタイル&ウィンザーチェア~」開催。
2011年 12月 日本民藝館展入選。キャプテンチェア(アンティーク・ブラック)二脚。
2013年 9月 アクロス福岡 匠ギャラリーにて「FDY工房 家具展」開催。
2014年 5月 ギャラリー風にて「FDY工房 家具展」開催。
2015年 8月 アクロス福岡 匠ギャラリーにて「FDY工房 家具展」開催。
2015年 10月 大川木工まつり 大川市文化センターにて賛助出品。
IDC大塚家具 銀座本店「超逸品展」出品。会場にて実演会を開催。


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